潰瘍性大腸炎&クローン病

中学3年の受験シーズンに潰瘍性大腸炎という病気を発症しました。この病気は大腸に炎症を起こし、下痢・腹痛・血便・体重減少などの症状が出ます。そして、ひどくなると下痢の回数が増え何度もトイレに行き、また排泄を我慢することも難しくなります。

自己免疫疾患といって、本来自分を守る為の免疫システムが誤作動を起こし、自分を攻撃してしまうのです。国の難病指定を受けており、確実な治療方法は確立されていません。
元々は欧米の青少年に症例の多かった病気です。食生活の変化が原因の一つとして考えられ日本でも広がったようです。安倍首相もこの病気なのは、今では有名な話。
私が病気になって20数年経ちましたが、当時は男性が多いと言われていました。現在は女性の患者さんも増えているようです。

発症原因、私の場合…

時期的にみても、私が初めて発症したのは精神的なストレスが原因のように思います。進路や受験勉強、そして、周りの反応を気にして、かなり疲れていました。

食生活はどうであったか?

毎日、不規則なくバランスの良い食事を母が作ってくれたので問題はありませんでした。


一つ要因があるとすれば、小学1年の時に自転車事故を起こし、脾臓破裂で腹部を切開しています。またその一年後に腸閉塞を起こし、S字状結腸の辺りに孔を開けています。

そのせいで、腸管の一部が細くなり若干、人より腸が弱く下しやすい体質になりました。


この病気は再発と寛解を繰り返すと言われています。私は今まで入退院を10回以上しています。ですが、人によっては二度と再発しない人もいます。

学生時代は2回入院しましたが、それ以降、20歳までは、病気は忘れたような状態です。

仕事を始めるようになってから、またぶり返し半年に一度入院します。やはり、ストレスが原因でした。ちょうど20歳から合気道を始めたので、病気に心が負けないよう武道は精神的な支えとなりました。

実は名古屋に来て5年の間は、全くの健康状態になりました。それまでの人間関係のしがらみや、締めつけから心が開放されたからだと思います。そういう時期は薬も一切飲んでいません。


病気をオープンにした理由

この病気自体は年々患者数が増えています。つまり現代病の一つと言っても過言ではありません。


だけど絶望しないで欲しい。私自身にも言えることですが、人生で諦めなきゃいけないことは何一つないのです。


同じ病気で苦しんでいる人に、少しでもエールを送れたらと思い、この場を借りて病気をオープンにして活動していくことにしました。私はずっと、同情されたり特別扱いされるのが嫌いで、あまり人に話せずにいました。そのせいもあってか症状が落ち着かない時期に職場でひどい言われ方をしたこともあります。悔しかった。苦しかった。辛かった。トイレが間に合わず情けない思いをしたことも何度もあるんです。


だけど、何かのせいにせず、自分の人生に主体性を持って、自身の責任のもと謳歌していきたい。自分を磨き向上心を持って品格を高め生きていきたい。「気品のある死に方は、気品のある生き方をした人にしかできない」と云います。


武道』という活動を通して、皆さんに少しでも勇気を与えられたらと思います。




経験から言わせて頂きます

近年、潰瘍性大腸炎もだいぶ研究が進み、オーダーメイドな病気だということが分かってきました。どういう事かというと、同じ大腸疾患でも人によって暴走している免疫細胞が違うようなのです。人によって効く薬も違い治し方もいろいろあるということです。


医師は病院で出来る治療を医療と呼び、そうではない方法を民間療法といって、そのやり方を見下す人が多いです。しかしながら、治るのであれば何でも良いと考えるのが患者の本心ではないでしょうか?


効果がありそうな方法を書籍で紹介している医師や一般の方がいるので、病院での治療の効果がいまいち期待出来ないのであれば、自分なりの方法を追求してみるのも有りだと思います。


なぜ、こんなことを書くのかというと、医療は万能ではないし、治療方針も医師により異なります。沢山の研究の積重ねにより、医療は発展し恩恵を受けているのですから、そこには感謝をしなくてはいけません。

それを理解した上で、現段階では、この病気は医師にも治せません。ですから、「難病」なのです。


信頼できる医師とよくよく話しあった上で治療方針を確定し、医師に依存しないというスタンスが大切です。


20数年、この病気と付き合っている訳ですから、入院中にできるあらゆる治療法を試してきました。ある意味、私は医師よりも専門家です。なぜなら、医師ですらできない「体験」をしているからです。


患者さんを想い、なんとか治したいと医師は考えます。その想いを尊重した上で、あえて一部のお医者様を批判いたします。


私を担当した内科医の先生に多かったのは、大量に薬を出し、薬によって症状を抑えようとする方針。そして、全体像ではなく血液検査の結果だけで判断する先生です。

潰瘍性大腸炎のマニュアルでは、寛解期でも薬を飲み続けなければならないとなっていますが、私は自身の経験から、この説を否定します。本当に調子の良い時期は薬に頼る必要はありません。

本来、人体には自己修復力・自己治癒力が備わっているのです。

そして、薬とは言ってみれば毒なのです。

現代医学は西洋医学に偏りすぎており、東洋医学の良さを見失っています。


これだけは許せないと思うことは、簡単に「大腸を切除した方が良い」と言われることです。

私は何度も言われていますが、では大腸摘出すれば二度とこの病気には罹りませんか?と問うと、「それは分からない」と言われます。

人体にメスを入れるというのは、その後の人生に多大な影響を及ぼします。それなのに、そこに責任を持てない医師が多いのではないでしょうか?


私はこの病気においては、体にメスを入れることはしていません。毎回の入院中の治療も絶食・薬により体調を徐々に戻してきました。

前回、入院した時に隣のベットに同じ病気の高校1年生がいて、病気になった過程が私と似ていました。しかもその時が初めての発症です。残念に思ったのは、既に大腸摘出をしていたことです。お腹に孔を開けて袋をぶら下げていました。


大腸癌になるかかもしれないというリスクの為に、医師から摘出を薦められたそうです。

緊急の場合以外、大腸をとる必要はないと私は考えます。勿論、私は医師ではありません。しかし、この高校生の人生を考え責任を持って医師が薦めたとは考えられません。

切除は最終手段でいいはずです。


結論を言いますと、大切な体の一部を簡単に切らないでください。

内蔵は見えないパートナー。

心と体、今日まで一緒に成長し歩んできたのです。





もっとも大切な治療法

心と向き合う

この病気に関して最初から分かっている原因の一つは、精神的なストレスによるものということ。ですから、日々のストレスも解消できれば言うことないですね。人によって様々な発散方法があると思うので、そちらは是非、自身にあった方法を楽しんで探してください。

ここでお伝えしたいのは過去に受けたトラウマを解消することで、心が明るくなり症状も軽くなるというお話です。

この病気に関わらず、全ての病気の元凶は心の歪みに起因します。潜在意識・顕在意識という言葉はご存知でしょうか?
私のプロフィールにも読み漁ったことを書きましたが、成功哲学、スピリチュアル、宗教哲学の本にも病気に関して同じような見解を述べています。

その中でも特に『言葉』に注目して下さい。
普段、耳にする言葉も、自分が発する言葉も、その音によって如何に人間の思考・行動・品性を形づくっているかが分かります。

私の体験をお話します。
潰瘍性大腸炎は完治しないことから、医者は私に「この病気は治らない」と告げました。そして、母親も私に「あなたの病気は治らない」と事ある毎に言い続けました。
正しいことではありますが、実はこの否定的な言葉は潜在意識には、とても良くないのです。

心理学で思い込みによって病気になるという実験があります。ある健康な対象者に、複数の友人が「どうしたの?顔色悪いね」と声を掛けるのです。最初は「そんなこといよ」と言っていた対象者ですが、何度も色んな人から言われる度、不安になり、とうとう本当に体調不良になってしまったというのです。
実はこれは、呪いのメカニズムの一つでもあります。

これとは逆に、病気の患者に「これは凄く効く薬だよ」と言って人体に無害な小麦粉を渡して飲ませるという実験もあります。薬でもないものを飲んで病気の症状が良くなったという症例です。これを偽薬といい、心理学の用語ではプラシーボ効果と言います。

医師や母親の言葉は、当時15,6歳の私には、とてもあがらえないくらい影響力がありました。マイナスな言葉が私をネガティブな気持ちにしたのは言うまでもありません。
大変だったのは、何度も言われたことにより心に刷り込まれてしまったことです。

しかしながら、武道を始めたことによりポジティブで強い心に作り直すことができました。それは、道場の先生が心の働きを理解していて「今は治療法はないかもしれないが、医学は進歩しているので、そのうち見つかる。いつかは治る。だから楽しい事を考えなさい」と教えてくれたのです。

人は絶望より希望が好きなことは言うまでもありません。私はマイナスの言葉をはね返し、希望に満ちたプラスの言葉を信じることにしたのです。

あなたの周りにはプラスの言葉で導いてくれる人はいますか?いなければ、みつけて味方につけて下さい。マイナスの言葉には耳を塞いで自分を護って下さい。

また過去にショッキングな経験をしたことにより、心が萎縮する場合があります。例えば、身内の死であったり、クラスメイトからのイジメであったり、交通事故であったり様々です。

過去に起きた出来事を変えることは出来ませんが、心の記憶を塗り変えることにより、病気が治る場合があります。
私は心理カウンセラーによって、過去のトラウマを解消したことがありますが、自分一人でも出来る方法があります。

それはハワイに伝わる心の治療法で、『ホ・オポノポノ』と言います。
過去を意識しながら、【・ありがとう・ごめんなさい・ゆるしてください・あいしてるよ】と何度も唱えるのです。ポジティブな言葉の波動で心のしこりを取り払ってくれます。

ご興味のある方は、インターネットで『ホ・オポノポノ』を検索してみて下さい。
書籍もいろいろと出ております。


最後に

とても長い文章にお付き合い頂き誠に有難うございます。

私の体験談は参考になったでしょうか?


潰瘍性大腸炎をメインで書きましたが、私はクローン病の診断も受けています。クローン病は小腸の病気で潰瘍性大腸炎と症状はとても似ています。


今は、バイオ製薬のレミケードという薬を1ヶ月に一度投与しています。

効果に関しては、効き目のある時と、あまり感じない時があります。

他に内服薬を少し飲んでいますが、メインではありません。内服薬は昔から私には、あまり効果がないようです。


何度も病気で倒れ、その度に自分を鼓舞して立ち上がって来ました。これからもそれは変わることはありません。


先にも書きましたが同じ病気で苦しんでいる方に、少しでも勇気を与えることが出来れば幸いです。


もし私に出来ることがあれば、お手伝い致します。また悩み・治療に関しての質問があれば、CONTACTよりメールを下さい。

ご返信致します。


これからも武道を通して社会に還元します。共感してくださった方は、良ければ私にもエールを贈ってください。

励みになります!!


藪内 崇視